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四月は君の嘘{あらすじ} あなたのついたウソは優しい嘘ですか?

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作品紹介

四月は君の嘘、随分遅れて紹介します。

「ONE OIECE」尾田栄一郎が嫉妬したとも言わせる作品です。

昨日は3月紹介したので今日は四月で。

 

 四月は君の嘘

作者   新川直司  全11巻 

掲載誌  月刊少年マガジン 

レーベル 講談社コミックス

すでに完結しています。

 

「そして・・・一つだけ嘘をつきました」

 

この最も切ない嘘に気づいた頃には、あなたの目はすでに洪水状態になってます。

漫画でここまで感動したことはない。断言できます。

全11巻に及ぶ嘘です。

 

ピアニスト    有馬 公生  (ありまこうせい)

ヴァイオリニスト 宮園 かをり (みやぞのかをり) 

この二人が音楽を通してお互いに成長していく物語になっています。

 

公式ツイッター載せておきます。

 

あらすじ

かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。 それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。

wikipediaより引用

 

本作の主人公、有馬公生の心の暗い部分を、音楽が、友達が、宮園かをりが、明るく、カラフルにしていく物語ですね。あらすじにも書いてありますが、モノトーンやカラフルなどの言葉で、抽象的に感情を表現しています。

演奏をするシーンは、実際に耳元で音楽を聴いているようで、コンクールでライバルと競うシーンは胸が躍ります。有馬の成長と共に、美しく、壮大になっていくピアノの音は、絵や文字からも伝わってきます。

 

人物紹介

有馬公生(ありまこうせい)

本作の主人公でありピアニスト。中学三年生の14歳で、母の夢であった「世界的ピアニスト」を胸に努力をしていたが、母の死と同時に、彼の目にはモノトーンの世界しか映らなくなってしまう。そんな時、子供に囲まれピアニカを吹く一人の少女、宮園かをりに出会う。彼女の奏でる音はどこか独奏的で、有馬の心は演奏と共に奪われていく。

少しずつカラフルに色付き始めたこの世界は、彼の目に何を映し出すのか。

 

宮園かをり(みやぞのかをり)

本作のヒロイン?でヴァイオリニスト。中学三年生。カヌレ大好き。

「彼と出会った瞬間 私の人生が変わったの」「見るもの 聞くもの 感じるもの

私の風景 全部が カラフルに色付きはじめたの」

「世界が」「輝きだしたの」 

演奏は、独特で、個性的で、聴くものすべてを魅了する。性格は強気で明るくて、暴力的で、でもどこか寂しげ。そんな彼女にはある秘密があった。それは悲しく、つらい秘密であった。

 

澤部椿(さわべつばき)

公生と幼馴染の中学三年生。ソフトボール部に所属しており、度々、殺人未遂を起こしている。公生には昔のようにピアノを弾いてほしいと願っている。

本作では、彼女の恋模様も見どころの一つ。

 

渡亮太(わたりりょうた)

サッカー部に所属する中学三年生。サッカーに対する思いは熱いが、それとおんなじくらいに女の子が好きである。

そして、彼はなんでも知っている。なんでも知っているんです。

 

ちょこっと情報

フジテレビでアニメ化されており、全22話で放送が終了していますが、見てほしい作品です。漫画とは少し違いますが、感動します。挿入歌、挿入曲、主題歌も上手く演出を引き立てています。


光るなら/Goose house

youtubeで、有名なグループです。主題歌を手掛けています。

 

2016年9月10日公開で実写映画化もされていて、有馬公生を山崎賢人くん、宮園かをりを広瀬すずちゃんが演じています。こちらはまだ見てないので、おいおい紹介するかも。設定がいろいろ変わっているらしい。

 

最後に

11巻と読みやすい長さの中に、たくさんの思いが詰まった作品だと思います。作中に名言も多く、心に響きます。青春、恋愛、感動。まだ読んでいないあなたも、四月は君の嘘に隠された、「嘘」を探してみてください。

是非お近くの書店で!

 

 

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

 こちらもよろしければご覧ください。

gogo5.hatenablog.jp

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3月のライオン{あらすじ} 優しさ届ける物語

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作品紹介

3月のライオンめちゃくちゃ面白いからみてほしい。

この漫画は、羽海野チカさんの作品で、他にもハチミツとクローバーやキャラクター原案として、東のエデンにも携わってるかたです。絵のタッチがどれも柔らかくて、好きになること間違えなしです。

 

主人公は桐山零(きりやま れい)と言う名前で、15歳で棋士になった高校生です。一巻の初めに、

「ゼロだってへんな名前ぇー、でもピッタリよねアナタに

だってそうでしょ?

家も無い。家族も無い。学校にも行って無い。友達も居無い。」

「ほら、アナタの居場所なんてこの世の何処にも無いんじゃない」

 

と痛烈な文字で、物語がはじまります。

なんてこと言うんだ。

え、将棋漫画じゃないの?って思いました。

 

 

この漫画は将棋の盤を通して相手と気持ちを交わしていく場面はもちろん面白いんですが、主人公の成長する姿に胸をうたれる作品だと僕は思っています。

 

人物紹介

桐山零

言わずもがな、3月のライオンの主人公。彼の苦悩や葛藤、喜びやうれしさに、絶対感情移入しちゃいます。最初の印象は、一言で表すと孤独ですね。そんな彼が、たくさんの人々と関わってく中で成長し強くなっていきます。

史上五人目となる中学生での若手棋士に入段した現高校生ですが、僕が今まで読んできて思うことは、絶対的な天才というよりも、何かを求めて将棋をしている印象が強いです。説明がしにくいんですけど、おそらく彼は将棋がそんなに好きじゃなくて、それでも物語が進んでくにつれて、何かを掴むために勝利して、そのたび、零にとっての将棋が変化していると感じます。

三姉妹との絆の強さも熱く、とても魅力的な主人公です。

 

三姉妹 川本あかり 川本ひなた 川本モモ

 

この作品を語る上で外せないのが、三姉妹の川本あかり、ひなた、モモちゃんです。この三人が零にたくさんの愛情を与えてくれます。あ、もちろんおじいちゃんも(川本相米二)。

川本家もいろいろ事情を抱えてる家なんですが、まぁーみんないい人たち。

この三姉妹との出会いなんですが、長女のあかりが家になんでも拾ってきちゃう性格で、ひょんなことから零を拾ってきちゃうんですね。そこから、零がだんだん三人の愛情に触れていく中で、いろいろな感情を取り戻していきます。

 

この三姉妹を簡単に表すと

あかり  強い。女は強し。

 

ひなた  小さな勇者。

 

モモ   天使。

 

あかりはまだ23歳なのに家計を支えるため、働きながら二人の妹の面倒を見て、そして弱音を全然吐かない。ホント、すごい人です。強い。女は強し。です。最近は、現実でも女性が強いし・・・・・。男の自分は頭が下がるばかりです。

 

ひなたは小さな勇者です。作中にも出てくるフレーズなんですが、ここら辺のシーン(五巻あたりから)は、胸がとても痛くなる所ばかりで、作者である、羽海野チカさんの思いもガンガン伝わってきます。「うーん、でもほんとよく頑張った。すごい勇気だよ、ひなたちゃん。」と、言いたくなっちゃいます。何言ってんだよって思った方は是非、見てください。

 

モモちゃんは天使ですね。ちょっとシリアスな雰囲気でも、モモちゃん出てくると癒されます。場が和むってこーゆーことか。しかも、子供って変に察しがいいんだよねー。

天才キタコレ!!!!

 

二海堂晴信

 

将棋仲間、いやライバル?、の二海堂晴信(にかいどうはるのぶ)も、とにかくいい人。零のことを思う気持ちは、三姉妹に劣りません。将棋という競技をとうして、たくさんの感情を零に伝えていきます。特に新人戦のシーンは熱かった。

 

幸田香子

 

幸田香子(こうだきょうこ)(義姉)はよく分からない。まだ、人物像を掴めてません。(僕はww)

彼女が、零にとっての負の部分なのか、それとも零を強くしてる正の部分なのか。

最近の巻では、登場シーンが少なく残念です。

幸田家との関わりも、今後の見所になりそうな予感。

 

林田高志

私立駒橋高校で、零が一年時に担任を務めた林田高志(はやしだたかし)。

この漫画で一番と言ってもいいぐらいなキャラクターかも?!桐山の相談によくのってくれたり、お昼にご飯を一緒に食べてくれます。

桐山にかける言葉が心に響くものばかりで、思わずポロリとくるシーンもあると思います。

 

ちょこっと情報

実はNHK総合にてアニメも始まっており、主題歌はBUMP!今は第六話ぐらい(見ていないんです)まで進んでいるようで、漫画買えないなら、そっちもあり!

実写映画化も決まっており、監督は大友啓史、主演は神木隆之介です。最近の実写化の多さにいろいろ思う人はいると思いますが、僕は全力で応援!

こう見ると、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですね。

 

最後に

何度も言うけど、とても面白い漫画です。

人物紹介は一部だけで、他にも魅力的なキャラクターが沢山でてきます。読み終わった後は、なんだか心が暖かくなります。

これを機会に是非お近くの書店で!

 

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

 

 


 

 

 

 

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