四月は君の嘘{あらすじ} あなたのついたウソは優しい嘘ですか?
作品紹介
四月は君の嘘、随分遅れて紹介します。
「ONE OIECE」尾田栄一郎が嫉妬したとも言わせる作品です。
昨日は3月紹介したので今日は四月で。
作者 新川直司 全11巻
掲載誌 月刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
すでに完結しています。
「そして・・・一つだけ嘘をつきました」
この最も切ない嘘に気づいた頃には、あなたの目はすでに洪水状態になってます。
漫画でここまで感動したことはない。断言できます。
全11巻に及ぶ嘘です。
ピアニスト 有馬 公生 (ありまこうせい)
ヴァイオリニスト 宮園 かをり (みやぞのかをり)
この二人が音楽を通してお互いに成長していく物語になっています。
公式ツイッター載せておきます。
【2夜連続・君嘘ニコ生一挙放送終了しました!】2夜連続お付き合い頂きありがとうございました!これを機会にまた「四月は君の嘘」に触れて頂けたら嬉しいです。ありがとうございました!!https://t.co/y9epLhW53C #君嘘 pic.twitter.com/yBjd3P0HGm
— 四月は君の嘘&さよなら私のクラマー公式 (@shigatsuhakimi) 2016年8月18日
あらすじ
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。 それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。
wikipediaより引用
本作の主人公、有馬公生の心の暗い部分を、音楽が、友達が、宮園かをりが、明るく、カラフルにしていく物語ですね。あらすじにも書いてありますが、モノトーンやカラフルなどの言葉で、抽象的に感情を表現しています。
演奏をするシーンは、実際に耳元で音楽を聴いているようで、コンクールでライバルと競うシーンは胸が躍ります。有馬の成長と共に、美しく、壮大になっていくピアノの音は、絵や文字からも伝わってきます。
人物紹介
有馬公生(ありまこうせい)
本作の主人公でありピアニスト。中学三年生の14歳で、母の夢であった「世界的ピアニスト」を胸に努力をしていたが、母の死と同時に、彼の目にはモノトーンの世界しか映らなくなってしまう。そんな時、子供に囲まれピアニカを吹く一人の少女、宮園かをりに出会う。彼女の奏でる音はどこか独奏的で、有馬の心は演奏と共に奪われていく。
少しずつカラフルに色付き始めたこの世界は、彼の目に何を映し出すのか。
宮園かをり(みやぞのかをり)
本作のヒロイン?でヴァイオリニスト。中学三年生。カヌレ大好き。
「彼と出会った瞬間 私の人生が変わったの」「見るもの 聞くもの 感じるもの
私の風景 全部が カラフルに色付きはじめたの」
「世界が」「輝きだしたの」
演奏は、独特で、個性的で、聴くものすべてを魅了する。性格は強気で明るくて、暴力的で、でもどこか寂しげ。そんな彼女にはある秘密があった。それは悲しく、つらい秘密であった。
澤部椿(さわべつばき)
公生と幼馴染の中学三年生。ソフトボール部に所属しており、度々、殺人未遂を起こしている。公生には昔のようにピアノを弾いてほしいと願っている。
本作では、彼女の恋模様も見どころの一つ。
渡亮太(わたりりょうた)
サッカー部に所属する中学三年生。サッカーに対する思いは熱いが、それとおんなじくらいに女の子が好きである。
そして、彼はなんでも知っている。なんでも知っているんです。
ちょこっと情報
フジテレビでアニメ化されており、全22話で放送が終了していますが、見てほしい作品です。漫画とは少し違いますが、感動します。挿入歌、挿入曲、主題歌も上手く演出を引き立てています。
youtubeで、有名なグループです。主題歌を手掛けています。
2016年9月10日公開で実写映画化もされていて、有馬公生を山崎賢人くん、宮園かをりを広瀬すずちゃんが演じています。こちらはまだ見てないので、おいおい紹介するかも。設定がいろいろ変わっているらしい。
最後に
11巻と読みやすい長さの中に、たくさんの思いが詰まった作品だと思います。作中に名言も多く、心に響きます。青春、恋愛、感動。まだ読んでいないあなたも、四月は君の嘘に隠された、「嘘」を探してみてください。
是非お近くの書店で!
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