ミザリー{あらすじ•評価} 熱狂的なファンているよね?行き過ぎ注意!
ホラー映画
原作 スティーブン・キング
1990年 アメリカ ホラー映画。
主演のキャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞を受賞した。
以前このブログでも紹介した、「シャイニング」の原作者と同じです。ミザリー、狂気の女ですね。人の愛は、一歩間違えれば刃物になります。それを、この上なく表現しているのが本作品。この映画を見ていると、主人公ポールを不思議と応援している自分がいます。
この作品はホラー映画の中でも、驚くと言うより、精神をじわじわ削られてく系の映画です。鑑賞中に、「やめて、やめてー」と心の中で、叫んでいます。グロテスクな部分は少なく、見やすい作品だと思います。
では、いつも通り、ネタバレなしで簡単に紹介します。
あらすじ
大衆向けロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者である流行作家のポール・シェルダンは、「ミザリー・シリーズ」最終作に続く新作を書き上げた後、自動車事故で重傷を負ってしまう。そんな彼を助けたのは、ポールのナンバーワンのファンと称する中年女性アニー・ウィルクスだった。看病といいつつポールを返さず、拘束・監禁するアニーは、次第にその狂気の片鱗を垣間見せ始める。そんな時、「ミザリー・シリーズ」最終作が発表されるが、内容が自分のイメージと違うと書き直しなど無理難題を付けはじめ、ポールも彼女の狂気に気づき脱出を試みる。wikipediaより引用
アニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)は、ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)の書くミザリーシリーズの大ファン。そんなアニーは、ポールの書き上げた「ミザリー・シリーズ」最終作の結末に納得がいかなかった。
最初は看病のつもりで助けたポールを、あらゆる口述で、家の外に出ることはできないと騙し、その横暴さはついに限度を超えていきます。手に汗握るホラー映画。
注目ポイント
アニー・ウィルクスの豹変
完全に途中からおかしくなります。やさしそうなおばちゃん➡サイコババァ。
こいつの暴走は誰も止められません。どこかで急にスイッチが入るので、そこをぜひそこに注目して頂きたい。
ポール決死の作戦
アニーから逃げるために様々な、作戦を考えます。ホント、アニー怖すぎて、僕はポール全力応援でした。作家というステータスをうまく利用し、どう脱出を試みるのか。
評価
yahoo!映画:4.2/5
僕評価 :4.2/5
ヤフーと珍しく気が合いました。ホラー映画の中でも名作中の名作。緊張感をもって見れるところも、評価の高い理由です。
世の中には、ジャニーズファン、AKBファン、小栗旬のファン、様々なファンが存在するけど、あなたは踏み入れてはいけない領域に立ち入っていませんか?いつのまにかアニーみたいにならないように、ほどほどに応援しましょう。