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青森山田が初優勝! 黒田監督と山田監督

第95回全国高校サッカー選手権大会

9日の今日、全国高校サッカー選手権大会の決勝が埼玉スタジアムで行われました。結果は、青森山田前橋育英に5点差をつけ快勝しました。青森山田は悲願の初優勝ということで、歴史にも残る勝利を掴みました。

試合内容は、両チームとも素晴らしかったです。まずは、青森山田の統率力と個々の力は凄かったです。前橋育英が得意とする連携プレーを、余すことなく潰していました。クラブワールドカップ鹿島アントラーズもそうですが、いいチームはいい守備から入ります。

 

そして、何と言っても決定力。決勝という大舞台で、見事にほとんどのチャンスを掴んでいきました。ミドルレンジからのシュートは驚きでした。

 

試合の明暗を分けたのは、前半終了間際でした。1-0で青森山田がリードしていて、さらに追加点を奪った時間帯です。残念ながら、あの時間帯での追加点は、ほとんどの試合の行方を決定づける得点になります。あの1点。あの1点がすべてを変えましたね。

 

後半は、ほとんど青森山田のペースでした。前線からの素早いプレッシングでボールを奪い、一気にカウンターでゴールを決める。そのため前橋育英は、中々自分たちの得意とするプレーができていませんでした。

 

とは言え、青森山田前橋育英の両チームとも、最後まで走り、必死に体をぶつけ合い、最後まで戦い抜いていた姿は、やはり高校選手権ならではで、とても感動しました。両チームに大きな拍手を送りたいです。

 

監督の長い戦い

黒田監督は22年、長いですね。僕の生きた人生よりも長いです。こんなにも長い間、優勝と言う2文字を掴むために努力してきたのは、もちろん選手の力もそうですが、監督の地道な積み重ねに、サッカーの神様が振り向きましたね。

 

黒田監督の息子さんも、サッカー部マネージャーとしてサポートしていたようで、家族全員で喜べる結果を掴み、とても微笑ましいです。中継中に娘さんも映ってました(笑)

 

対する、前橋育英の山田監督。実は彼も33年戦い続けているんです。山田監督は、過去6回準決勝まで駒を進め、決勝の舞台は今回で2回目でした。それでも、優勝を掴むことができませんでした。是非来年こそは、優勝目指して頑張ってほしいものです。8回も最後のロッカールームを経験するなんて酷ですね。

 

まとめ

選手権は熱いですね。実況も応援席も、ピッチに立っている選手も、ベンチで準備する選手も、そして視聴者も、すべての人が全力になります。

 

第96回選手権も是非とも、感動する試合を届けてほしいです。

 

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