いじめを教師も隠ぺいか? LINEとコミュニケーション能力低下
LINE履歴削除を命令
今回のいじめは非常に悪質ですね。学校でのいじめのことの大きさがよくわかりました。そもそもこの事件は2月に起きた出来事で、被害者の中学二年生の生徒は自殺まで追い込まれました。このことで被害者の母親は、担任の教諭に相談していたことが分かったのですが、それでも何とかすることもできず、このような事態に発展してしまったんですね。
そして今回は、教師もいじめの隠ぺいに加わったのかという疑いがでてきました。どうやら自殺直後に、複数人の先生が、自殺をしてしまった生徒の同級生の自宅に訪れ、LINEの履歴除去を命じたようです。そこには、被害者が自殺する直前の会話やいじめの内容が書かれていたらしく、学校側はそれをデジタルカメラに残し、同級生には削除するよう催促したようですね。
そもそも学校のいじめの問題は、ここ最近では非常に重大な問題になっています。特に、中学生や小学生のいじめは度々ニュースになっています。まだ子供同士の間での解決は難しく、大人の力が大事になってきます。それなのにも関わらず、一番力を貸してあげるべき教師がこのような状態では、どうやったら助けてあげることができるのか。
話は変わりますが、なぜこんなにもいじめ問題が増えているのか。それは僕が思うに、LINEやTwitter、facebookの存在がこの問題に深く関わっていると考えています。
LINEやTwitterの存在
LINEやTwitterは、今や日本でほとんどの人が利用しています。LINEなんかは、学生にとって、友達とのコミュニケーションを図るための、最大のツールのです。そしてそれは同時に、人間同志の関係をより危うくしているように思います。
本当は、目を見て相手とコミュニケーションをとることで、会話をする力を身に付けなくてはなりません。それが今では、LINEで会話をする若い人が増えていますよね。要は、画面を通して相手とコミュニケーションをする場が増えているんです。
そしてこのような状況は、相手の気持ちを理解する能力を著しく低下させる要因になっていると思います。顔を見て会話をするということは、少なからず相手の気持ちを考えて行動しようとする能力が、どこかで養われていると思うんです。
しかし画面上での会話が増えてしまうと、その能力は一定のままで伸びないんですね。そうなってしまうと、言葉の暴力により、誰かを傷つけてしまっていることに気づけないんです。
まとめ
twitterやLINE、facebookなどのソーシャルメディアは、僕たちの生活をより楽しく、活気的にしていることは間違いありません。
しかしいつの時代も、素晴らしいものの陰にはそれだけの代償があると思います。
今一度、LINEやtwitterなどのソーシャルメディアの在り方•必要性を、再確認するべき時なのではないでしょうか。