IT マックにドナルドっていたよね 日常に溶け込んでたけど、いや駄目だから、怖いから
ホラー映画
IT
原作 スティーブン・キング
1990年 アメリカホラー映画
ピエロ=殺人+子供を襲う+狂気=怖い
この方程式を作り上げた映画ではないでしょうか。
ピエロって言ったら何を連想しますか?
鑑賞前
ピエロ➡サーカス➡大道芸➡コメディ➡マクドナルド
鑑賞後
ピエロ➡怖い
はい、こうなります。
「ていうかさーピエロってよく見たらめちゃくちゃコワない?顔の構成おかしいでしょ。なにあの赤い鼻、トナカイじゃないんだから。喜劇じゃなくて悲劇の顔だよあれ!」
「あとさー、マックのドナルドいつのまに消えた~。怖いもんあれ。子供マックいけなくなるよ。マジ怖い。夢でてくるよ。」
ドナルドのウワサ ハクシュン! 知りたい人はクリック。
余計な話はこの辺にしておいて、ITのあらすじと注目ポイント書いていきます。
あらすじ
1990年のメイン州デリーで、子供だけを狙った連続殺人事件が発生する。デリーに住んでいたマイクは、事件現場近くでそこにあるはずのない古い写真を発見し子供時代にIT(鬼)と呼んでいた奇怪なピエロ、ペニーワイズの仕業であると確信する。マイクはかつての仲間との約束を思い出し、30年ぶりに再会することになる…。
この映画の構成としては、過去の記憶(子供時代)と今(大人)を行き来するようにできています。主人公は、ピエロことペニーワイズ。このピエロが恐怖を植え付けた根源で、こいつは相手の恐怖と思うものに変化します。
本作品は、マイクとその仲間の視点で物語は進んでいくのですが、ペニーワイズを中心にした見方をしても面白いと思うので、主人公をペニーワイズに挙げました。
注目ポイント
ペニーワイズが神出鬼没なこと
いきなり出れ来て、いきなりびびらせてきます。行動自体が奇怪で、子供にしか見えないため質が悪い。ひょこって顔が出てくるだけで、気持ちが悪い。
そう言えば、ペニーワイズにはモデルがいるのはご存知でしょうか。
ジョン・ゲイシーです。
ジョン・ウェイン・ゲイシー (John Wayne Gacy, 1942年3月17日 - 1994年5月10日)は、アメリカ合衆国生まれの連続殺人者。子供たちを楽しませるため、パーティなどでピエロに扮することが多かったことからキラー・クラウン(殺人道化、殺人ピエロ)の異名を持つ。 少年時代はボーイスカウトに入っていたことがあり、資産家の名士でチャリティー活動にも熱心な模範的市民だと思われていたが、アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年に性的暴行を加えたうえで殺害し、その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄していた。自身のホモセクシュアリティを隠すために殺害したとされている。1972年から1978年のあいだ、少年を含む33名を殺害したことが明らかになっている。彼の犯行はアメリカ社会を震撼させた。 刑務所で彼の描いたピエロの絵画は連続殺人者犯マニアには大変な人気があり、展示会が開かれたり、高値で取引されている。著名人では俳優のジョニー・デップが購入して所有している。 スティーヴン・キングのホラー小説「IT」に登場する殺人鬼ペニーワイズのモデルとなった。
この人の書いた絵がまた、怖いです。
評価
yahoo!映画 : 3.1/5
僕評価 : 3.4/5
ピエロが怖い存在であることを、人々に印象付けた映画としては素晴らしい作品だと感じます。ただ僕は、内容がつまらないと感じてしまいました。(特に最後の方)
それは致命的なのでは?と思いますが、ホラーマニアとしては、ピエロをここまでおそろしく見せたのには、ホラー追加点をつけるほかありません。
みなさんも是非、マックのドナルド想像しながら、楽しんでくださいね。