TPPって何ぞや?
アメリカ大統領選挙
2016年 アメリカ次期大統領がドナルド・トランプ氏に決定しました。皆さんは、どちらを応援されていましたか?日本のメディアは完全にヒラリー陣営でした。僕自身はどちらになっても、「うーん」て感じでした。ヒラリー・クリントンは、2008年にオバマ大統領と選挙で争いました。僕は中学生ぐらいの年齢で、政治にはまったく興味がなっかたですが、オバマ大統領をなんとなく応援していて、ヒラリーにはあまり好印象を持っていなかったきがします。日本のメディアに洗脳されてたのかな?
トランプと言えば、過激な発言が問題になっていますよね。移民問題についてはすでに動きがあるようで、不法移民のうち、犯罪者ら200万~300万を強制送還の対象にするようです。さらには、メキシコとの間に国境の壁をつくるとのことで、ちゃくちゃくと準備は始まっています。3200キロもある国境に壁をつくる費用はどこから出てくるんでしょうね。
人種のサラダボールと呼ばれるアメリカが、どのように変わっていくのかは、日本にも大きな影響を与えると思います。
最近のニュースでは、TPP問題が話題になっています。アメリカはTPPから脱退すると公言しているんですね。
TPP、、、DAIGOさんのDAI語録には載ってないので注意してくださいよ。
Trans Pacific Partnership の略です。直訳すると、変える 平和 協力 ですね。聞こえは良さそうです。
今回の記事ではこのTPPがどんなものなのか、大まかに説明しながら、僕自身も理解を深めていきたいと思います。
TPPって何?
TPPとは、日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)の意味である。正式名称はTrans-Pacific Partnership(略してTPP)という。別名、Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement。日本語で表記の場合は、環太平洋戦略的経済連携協定となる。2013年2月23日、アベノミクスを推し進める安倍首相は「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明確になった」として事実上のTPP参加を表明しました。翌月3月15日にはTPP交渉への参加を正式に表明し、これからの交渉に全国民の関心が集まっています。 引用ーtppとは?tppのメリット・デメリット解説
ここで注目しておきたいのは関税です。関税は輸入貨物に対して課せられる税金で、国内産業を保護するためのものです。
例えば、アメリカが日本から車を輸入するとします。この車が、アメリカの車と比べて、安価で性能の優れた車だとしたら、アメリカ国民は日本製の車を優先して買いますよね。そうなると、アメリカの自動車産業は、アメリカ製の車が売れなくて不況になります。
これを防ぐのが関税で、日本がアメリカに車を輸出する際に税金をかけることで、自動車産業を守るんですね。
TPPはこの関税を撤廃することで、貿易の活性化を図るんです。要は、自国の得意分野を外国で規制がなく発揮できるということです。
メリット・デメリット
メリットとしては、より多くの製品を輸出できることです。そうなれば、GDP(国内総生産)は増加する見込みですし、日本経済も潤うかと思います。もちろん、外国からも安価な製品が輸入されてくることで、以前と比べればお金の循環が良くなる気がします。
デメリットは、外国の安価な製品が増えてしまうことです。(メリットにも書きましたが・・・)
例えば、アメリカのTVが1万円、日本のTVが10万円で売られていたら、当然アメリカの製品が売れ行きが良くなるので、日本のTVは5万円あたりまでの値下げを検討する必要がでてきます。そうなれば、TVを売る側からすれば大打撃になります。
1番日本が心配していた、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の原料に関しては、交渉の結果、農作物の重要5項目で594品目のうち424品目は関税撤廃の例外になりました。
良かったです。ホントに。食糧自給率が低い日本にとって、これ以上農産業が衰退するのはあるいみ食糧危機ですからね。
最後に
今回はTPPについて、大まかに書いて見ました。アメリカは撤退するとのことで、まぁー大国ですので、他の国に対する影響は大きくなりますね。(他人事みたいに)
いつか、TPPについてもう少し踏み込んだことを書ければと思います。