本田圭佑はもういらない?
世代交代
アジア最終予選が終わり、無事日本代表は、W杯への切符をつかみました。過去のデータからもわかるように、最終予選でのオーストラリアとの戦績は、よくない傾向であっただけに、この勝利はとても大きなものとなりました。
中でも、若手筆頭で活躍した井手口選手。あのミドルシュートは、国民に鮮烈な印象を与えると同時に、世代交代への布石を投じたと、感じた方は多いかと思います。
年齢層
そもそも今の日本代表は、どのくらいの年齢層で構成されているのか。主要メンバー一覧です。
本田圭佑 31歳
長谷部誠 33歳
長友佑都 30歳
乾貴士 29歳
吉田麻也 28歳
香川真司 28歳
大迫勇也 27歳
こんなとこでしょうか。
サッカー選手自体、一番脂の乗ったいい時期は20代後半で、30代に差し掛かると運動量自体が落ちるので、プレースタイルに変化をつける選手も少なくありません。代表的なのが、みんな大好きC・ロナウド(32)。
以前はドリブルやテクニックで相手を翻弄し、ゴール前までボールを持ち込む姿が印象的でしたが、年齢を重ねるにつれ、ゴールゲッターに徹するプレーが多く見られるようになりました。
必要性
そもそもの話だが、明確な世代交代は必要なのか?こう問われると、NOです。その時々によって、選手のコンディションは違うし、メンタル面での安定性も変わってきます。そのつど選手が変わり、それに順応するチームこそが、ハリルの目指してるサッカーだとも感じます。
それが顕著に表れているのが、インサイドハーフです。原口、久保、本田、香川、乾、浅野、相手の選手の特徴に合わせてうまくローテーションすることで、日本のピンチを打開してきたポジションであり、ハリルの采配がうまくはまるポジションでもあります。
だからこそなのか。明確な世代交代というよりも、順応性を高めることが必要だと強く感じます。
本田圭佑はもういらない?
本題に戻る。本田圭佑はもういらない?実際のところどうなのでしょうか。
前回のサウジアラビア戦だけを切り取ってみれば、必要のない選手かもしれない。しかし、彼が幾度となく日本のピンチを救ってきた功労者でもあります。それは、ハリルに代わってからの、本田の得点数を見れば歴然です。今の代表に必要だろ・・・
しかしこの答えは、キャプテンである長谷部選手が、明確に答えているのです。
最終予選が終わった後のインタビュー。長谷部選手が特に声を大にして言っていたのが、新たな戦いが始まるということです。
要するに、最終予選での活躍、それ以前の活躍は関係ない。ここからが本当のポジション争いだと。
よくよく考えてみればそうなんです。ワールドカップまであと約1年。その間に、飛躍を見せる選手もたくさんいるでしょう。本田が必要なのかどうかを考えることは、不毛な議論だったということです。
Just arrived in Pachuca.
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2017年9月7日
サッカーファンの皆さん、メディアの皆さん、「もう代表に必要ない」とか他にも厳しい声をありがとうございます。
年明けてからの半年間が何よりも重要なのは何度も言ってるが、良い感じで舞台は整ってると思ってます。
ありがとう。
本田選手の心にも、より大きな火が付いたようです。是非とも、日本サッカーのレベルの底上げをしてほしいものです。
サッカーアジア最終予選 注目メンバーピックアップ
VSアラブ首長国連邦(UAE)
2017年3月23日 19時30分 キックオフ
さぁー、いよいよ緊迫の最終予選が迫ってきました。日本は今、2位に位置づけていますが、これは決して安心できる数字ではございません。3位には宿敵オーストラリアが、そして1位には、初戦で負け23日に当たるUAEがいます。勝ち点3が確実にほしいわけです。
だからこそWBCもさることながら、是非とも日本サッカーも応援してほしい。そこで、前回に引き続き、注目メンバーをピックアップしていこうと思います。
注目メンバー
久保裕也
久保裕也のスーパープレー集です。
最近では所属クラブでの調子もよく、着実に得点を重ねています。代表戦で期待できること間違えなし!
そんな久保選手ですが、一瞬のスピード力に注目してほしいです。この動画から見ても分かりますが、ボールを受ける前の飛び出しが非常に速いです。なので試合を観戦するときは、「あ、久保が走り出した。なにかチャンスがくる。」と思って見たら、より楽しめると思います。
香川真司
日本の期待の10番、香川真司です。
代表戦では、毎度のこと賛否両論がでますが、香川選手はまだまだやってくれると信じています。
そんな香川選手の持ち味と言えば、、、ターン。この切り返しが、よく試合展開を一気に反転させます。
なぜターンが大事かというのは、すごく極端な話なんですが、右を見るのと、左を見るの、相手のゴールに背を向けているのと、向けていないの、この一瞬一瞬で、プロのサッカーでは状況が全く違ってきます。
なので香川選手の鋭いターンを着目して見れば、「お、一気に試合が動き出したぞ!」と感じられると思います。
吉田麻也
EFLカップではベスト11に選出されました。
吉田選手には、ディフェンスリーダーとしての統率はもちろんのこと、キャプテン力としても期待しています。キャプテンと言えば長谷部選手ですが、怪我のためで出場はできません。となると、後ろからフィールド全体を見回せて、声をかけやすい吉田選手には、キャプテン心をもって試合に臨んでほしいです。
所属クラブでも、EFLカップでチームを決勝まで引っ張っていくなど、目覚ましい活躍を見せています。是非とも無失点を期待したいです。
まとめ
今回は各ポジション一人ずつまとめてみました。もちろん、ここで紹介した選手に注目してほしいんですが、サッカーはチームプレーです。11人できっちり勝って終わることが大事です。そしてもう一つ。
そう、、気になるのは選抜メンバーですね。一体どんなメンバーで試合に入るのか。こればっかりは、監督に身を委ねるしかございません。どうにか、いきのいいメンバーを使ってほしいですが・・・・。
23日まであと4日。皆さんもサッカーを全力で応援しましょう。
青森山田が初優勝! 黒田監督と山田監督
第95回全国高校サッカー選手権大会
9日の今日、全国高校サッカー選手権大会の決勝が埼玉スタジアムで行われました。結果は、青森山田が前橋育英に5点差をつけ快勝しました。青森山田は悲願の初優勝ということで、歴史にも残る勝利を掴みました。
続きを読む{柴崎ゴール動画あり}クラブワールドカップ レアル相手に善戦
クラブワールドカップ
皆さんご覧になられたでしょうか?
先ほどまで、レアル・マドリードと鹿島アントラーズの試合が行われていましたが、とても見応えのあるいい試合でした。
このクラブワールドカップは日本が主催の大会で、「アジア王者、北中米カリブ王者、ヨーロッパ王者、南米王者、アフリカ王者、開催国王者、オセアニア王者」の7チームが、世界の頂点を争います。
日本は初の決勝戦に臨んだんですが、予想をはるかに上回る試合内容でした。正直、レアルにぼこぼこにされると思っていたんですが、柴崎選手やってくれましたね。ハリル監督も視察に来ていましたし、本人は海外移籍を望んでいるようなので、世界にいいアピールができたのではないでしょうか。
見ていて思ったのは、とにかくレアルの選手は視野が広い。選手同士のイメージの共有ができていて、ヒールパスのタイミング、守備のファーストアプローチ、カウンターの素早さ、すべてよかったですね。
特にクリロナはなんでしょうね。後半はめっきり姿を消したと思いきや、ひょこっとでてきてゴールをかっさらっていきましたね。後は、モドリッチとクロースのバランスも良かったし、なんといっても体を入れるのがみんなうまい。やっぱり技術だけではないですね、サッカーは。
対する鹿島もいい戦い方をしてました。相手の攻撃力が高いので、否応なしに守備から入ってカウンターを狙うしかないんですが、はまっていましたね。序盤は、ボール奪取してからの二本目のパスを繋げることにとても苦しんでいましたが、徐々に徐々にペースをつかんでいって、それと同時に鹿島の時間帯も増えてったので面白かったです。
特に二点目ですか。あそこから明らかにレアルのギアが上がって凄かったですね。それでも何とか昌子選手を中心に、いい守備の陣形をとっていたので、それだけに延長戦の内容は悔やまれますね。
僕もサッカー歴12年(現役ではないです)なんですが、その12年間バックを務めていたので、どうしても守備の選手に目がいくんですが、ほんとに鹿島の守備は良かったと思います。空中戦なんかは相手の選手が大きい中、体を寄せて自由にヘディングをやらせてなかったですし、うまく相手を自陣まで呼び込んでボールを奪取できていたと思います。
柴崎得点シーン
二点目はワールドクラスですね。2、3枚ですかね。相手の選手がついていましたが、うまく振り切った瞬間にゴールの隅へ流し込みました。Twitterでツイートされていた動画シーンを載せますね。
アントラーズ同点!!!!!! pic.twitter.com/sO5BgPvzsA
— F.Y (@soccerl40181321) 2016年12月18日
こういう浮いたボールのボレーも何気なくやってるけど、ホントはすごい技術力なんですよ。シュートもキーパーのいない方向に決めていて素晴らしいの一言。
柴崎のゴールで鹿島2点目😆✨
— ももりんちゃんねる【映画ドラマCM情報】 (@momomorin_ch) 2016年12月18日
レアル・マドリード 1-2鹿島アントラーズ
#柴崎岳
#鹿島アントラーズ
#FIFAクラブワールドカップ pic.twitter.com/Tl1DrgHWDc
鳥肌たつ。何度見ても凄い。柴崎選手はこのエリアからのシュートがものすごくうまいですよね。キーパーも反応してたものの、ボールに触れていないので、ボールスピードもかなりでていたのでしょうか。
以下注目を集めていたツイート
鹿島はこれで「レアルのようなチームに勝つにはどうすべきか?」というテーマを得た。これまでがそうだったように、何十年か後までこの悔しさは鹿島に受け継がれ、チームの血肉となっていく。その継続性にこそ、鹿島の強さはある。目先でコロコロぶれないこと、それが日本サッカーに必要なことだ。
— フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) 2016年12月18日
ユニフォーム交換を約束する鈴木 優磨。
— ツカダ (@football2007) 2016年12月18日
やると思ったぁ(笑) pic.twitter.com/cfylSnuqGY
試合総評
久しぶりに日本の試合で面白いものがみれました。後半10分あたりからですね。セルヒオ・ラモスとクリロナの顔が急変してからは凄まじかったですね。プレスもかなりいってましたから。鹿島の試合も、普段はやべっちFCのハイライトを見るぐらいなんですが、とても組織的なチームで見ていて飽きませんでした。
あとレフリー。あれはカードだしても良かったんじゃないか。あそこでラモスがいなくなっていたらかなり試合状況は変わってたな。
最後になりますが、次は天皇杯ということで期待ができますね。